高校や公民館などで悪徳商法対策講座を展開している「契約学習ネットワーク
」が、消費者庁より、平成25年度のベスト消費者サポーター章を受賞しました。

授賞式の様子。

左から、遠山さん、私、藤川さん、古家さん。

10年間活動をしていたのですが、今回受賞の窓口となった名古屋市さんとはあまり接点がない状態でした。そこで、早速いくつかお話をいただき、講座が実現しそうな感じです。嬉しいですね（＾＾）

チームのメンバーで、ここまで続けていくことができました。無理のない範囲内で、地道に続けてきたのも良かったと思っています。

一方で、「もっといろんなところでしゃべってきなさいよ！」と、他の受賞団体から叱咤激励されました。これもまた、ありがたいことです。

私たちは、寸劇とクイズ、そしてビジュアルに富んだスライドを使い、「退屈しない講座」を目指して活動をしております。

一人でも「被害者予備軍」を減らすべく、引き続き活動をしていきたいと思います。

平成15年に藤川行政書士と共に立ち上げた団体ですが、10年目を迎え、このような賞をいただくことができました！

活動に参加してくれた仲間、そして資金面を支えていただいたみなさまに感謝です！

今週も恵那市で新社会人向けに講座があります。
受賞後も何が変わるというわけではありませんが、地道に活動を続けていけたらと思います。人数分の交通費が出ればどこでも出張講座したいと考えています。特に高校生の被害者予備軍を減らしたいと思っている学校関係者のみなさま、ぜひ声を掛けてください！

☆消費者庁「平成25年度消費者月間ページ」（受賞者一覧があります）

聴講対象が新入学生なので、契約や法律を学ぶ意味から悪徳商法の事例などをお話しました。

例年通り、クーリングオフ適否についてのクイズとデート商法被害の寸劇も行いました。

クイズは平成２１年１２月の特定商取引法の改正点を中心に5問出題しましたが、消費者問題を学ぶゼミ生も多いため全問正解者が20人位いました。

寸劇のスタッフ陣も演技慣れしてきたため、騙しの手口を見事に演じて、学生からはこうした手口に掛からないよう気をつけたいとの多くの感想を頂きました。

社会生活と契約・法律は密接に絡むものですが、契約知識については教育課程で学ぶ機会も少ないので、今後もこうした活動を通じて知識普及に貢献していきたいと思います。

以下は聴講した学生の皆さんからのアンケート集計結果です。

報告者　遠山桂